23日、光岡自動車は東京の六本木ヒルズにて、2001年の第35回東京モーターショーに参考出品した『大蛇(おろち)』の生産車をオーナーに引き渡す、納車式を行なった。
会場には3名のオーナーが招待され、社長から記念のキープレートなどが手渡された。
光岡章夫代表取締役社長は、納車までたどり着けたことに感無量といった様子で、「オーナの方には大変お待たせしました」と長期間待ってもらったオーナー達に感謝の言葉をかけていた。
現在オロチは、50台の予約があり納車までには1年かかる状況という、4月末までに4台が納車される。
車両価格は1050万円、ユーザーの年齢層は、50歳代が31%、30歳代が26%、60歳代が21%、という順になっていて、職業は、医者、スポーツ選手、IT関係、作家などという。
オロチは、50歳代をターゲットととしていたが、30歳代が全体の4分の1を占めていることにかんして、光岡では「若い方から支持をいただいているのは、(オロチが)一般的なクルマとは異なる付加価値をもっているからではないか」と分析している。