ひき逃げ容疑者、免許更新に訪れた警察署で逮捕

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福島県警は17日、2005年10月に福島県須賀川市内で4人が負傷する交通事故を起こし、そのまま現場から逃走していた24歳の男を逮捕した。免許証の更新に警察署を訪れたところで身柄を拘束。その後の調べで容疑を認めたことから逮捕に踏み切った。

福島県警・須賀川署によると、問題の事故は2005年10月9日の午後7時15分ごろ発生した。須賀川市西川付近の国道4号で信号待ちをしていた車列に対し、後ろから走ってきた軽乗用車が衝突。クルマ4台が関係する多重衝突に発展し、被追突車3台に乗っていた4人が打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走していた。

警察では目撃情報から容疑者の男を特定したが、男は事故直後から失踪。その行方はわからないままとなっていた。しかし、17日の午後に男は運転免許更新のために白河署を訪問。手配情報がコンピューターには記録されており、その場で身柄を拘束。連絡を受けて駆けつけた須賀川署員に引き渡され、業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕されている。

調べに対して男は容疑を大筋で認めており、「もう大丈夫だと思っていた。免許更新のときに捕まるとは考えもしなかった」などと話しているという。

《石田真一》

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