ヤマハ発動機、三井物産が第7位の大株主に

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機は、三井物産がヤマハ発動機の株式を取得することを決定したと発表した。

三井物産はヤマハ発動機の親会社ヤマハから、ヤマハ発の株式3%、858万6000株を取得する。これで三井物産はヤマハ発動機の第7位の大株主となる。

三井物産は今回のヤマハ発動機の株式取得で経営資源のグローバルな活用を戦略的に行う協議を開始する。この一環としてアジアなどで成果のでている販売金融事業を中心に、物流サービス、素材調達など、幅広い分野で提携を検討する。

商社の中で、成長している自動車事業は三菱商事や伊藤忠商事が先行している。三井物産はヤマハ発動機へ資本参加して、自動車事業を強化する方針だ。

ヤマハ発動機と三井物産との関係は、ヤマハ発動機が1960年代に三井物産ロンドン支店・デュッセルドルフ支店で、ヤマハ発動機製の二輪車の輸入・卸販売したのを皮切りに、1970年代初頭にはイギリスとドイツで二輪車を主力としたヤマハ発動機製品の輸入販売会社を三井物産主導で設立した。

その後、アジア、中南米でも両社は共同事業を行ってきた。インドネシアの二輪車工場は両社の合弁工場だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る