【F1カナダGP】決勝---ハミルトンが初優勝、佐藤琢磨は入賞

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【F1カナダGP】決勝---ハミルトンが初優勝、佐藤琢磨は入賞
【F1カナダGP】決勝---ハミルトンが初優勝、佐藤琢磨は入賞 全 1 枚 拡大写真

北米ラウンドの初戦・カナダGP決勝(10日)、予選で初ポールポジションを獲得したマクラーレンのルイス・ハミルトンがデビューわずか6戦目にしてうれしいF1初優勝を果たした。

レースはセーフティーカーが4度も入る大波乱の展開。21周目にスパイカーのスーティルがクラッシュし、セーフティーカーが入る。レース再開直後にBMWザウバーのロバート・クビサが大クラッシュ。マシンは大破しクビサは病院に搬送された。その後もレースが再開されては誰かがクラッシュし、セーフティーカーが入るという展開が繰り返された。

そんな中、早めにピットストップを行ったハミルトンは混乱に影響されることなくトップをキープ。同様に3番グリッドスタート、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドも2位を堅守した。

今年から導入されたセーフティーカーラン中は給油禁止という新ルールの影響でニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)らが10秒ストップ&ゴーのペナルティを受け、順位を落とした。またジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)はピットレーン出口の赤信号を無視したとして黒旗失格という厳しい処分を受けた。

終盤、残り10周でレースが再開され、激しい3位争いを制したのはウィリアムズのアレクサンダー・ブルツ。復帰後初の表彰台となった。4位にはヘイッキ・コバライネン(ルノー)、5位にキミ・ライコネン(フェラーリ)。6位には残り2周で王者アロンソをオーバーテイクした佐藤琢磨が入り、チームに貴重な3ポイントをもたらした。

トヨタのラルフ・シューマッハも8位と今季初入賞、ヤルノ・トゥルーリはリタイアに終わった。ホンダのルーベンス・バリチェロは12位で完走。ジェンソン・バトンはスタートできずにレースを終えた。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る