【新聞ウォッチ】特許取得ランク---1位は松下電器、トヨタ17位

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年6月20日付

●三菱自動車、さらに豪華なエクシード(読売・11面)

●参院選、来月29日投票へ、国会12日間延長の方向(朝日・1面)

●温暖化防止3年で費用80億円、環境省キャンペーン日当1人7万6300円(毎日・2面)

●雑記帳:日本自動車研究所、事故メカニズム解明の模擬市街路完成(毎日・29面)

●売れぬ自動車悪循環、中古車市場の活性化狙う、メーカー各社、専門店/電話サポート(産経日・9面)

●三菱ふそう次世代エンジン、フィアットから調達(産経・9面)

●昨年、特許取得件数、1位は松下、4000件超 特許庁 初の企業ランキング(日経・11面)

●中部国際空港の貨物事業、天津線はトヨタなどの要望で存続、全日空(日経・13面)

ひとくちコメント

2006年中に特許の取得件数が多かった企業別のランキングを特許庁が初めて公表した。きょうの日経などが取り上げている。

それによると、1位が松下電器産業で4193件の特許を取得。2位が東芝で2872件、3位セイコーエプソン、4位日立製作所、5位キヤノンの順と続く。家電やOA機器メーカーがほぼ上位を独占。

このうち、自動車関連ではトヨタグループの“頭脳集団”と呼ばれているデンソーが8位、完成車メーカーではホンダが9位、日産が13位、トヨタは17位だった。

自動車各社とも新車開発では最先端技術を競い合っているが、その主流は電子部品関係。特許取得件数の多さからも電機メーカーなどとのコラボレーションが開発のカギを握っていることが裏付けられる。

《福田俊之》

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