【新聞ウォッチ】トヨタ・松下、株持ち合いで連携強化

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【新聞ウォッチ】トヨタ・松下、株持ち合いで連携強化
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年6月26日付

●5月、国内の車生産、日産のみ前年割れ(読売・10面)

●三菱自動車、パジェロをインドに投入(朝日・11面)

●ダイハツ、富士重好調、国内販売5月実績(毎日・10面)

●排ガス処理、断熱材生産2.5倍に、三菱ケミカル、ディーゼル需要増(産経・2面)

●中国、自動車生産世界一に 3年後1500万台予測(産経・8面)

●海外生産5社最高、自動車5月(産経・8面)

●東京大気汚染メーカー7社、週内にも和解応諾(東京・1面)

●トヨタ・松下、株持ち合い ハイブリッド専用電池など、開発・生産で連携強化(日経・1面)

●ダイムラーなど独自動車3社、ディーゼル販売 米で連携、新技術のブランド共用(日経・9面)

●自動車列島・クルマづくりの新・地政学:九州、アジアと一体化、日産、部品200種を調達(日経・11面)

●中古車流通カーセブンなど7社、オンライン査定で提携(日経・12面)

●ネットは社会にプラス、中国9割超 日本は5割、本社調査(日経・13面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車と松下電器産業が株式の持ち合いに踏み切ったという。きょうの日経が報じている。それによると、トヨタは2007年3月期末までに約400億円を投じて松下株の0.84%に当たる2070万株を取得。松下も数百億円でトヨタ株を買い増した、としている。

両社はすでに半世紀も前から親しい関係にある。松下の創業者・松下幸之助氏とトヨタの大番頭と呼ばれた石田退三氏とは特別の仲で、哲学も発想もよく似ていた。経営面ではお互いに敬意を払いながら合理化に徹し、高収益体質の企業集団の基礎を築き上げた。

最近ではF1参戦のほか、自動車の電子化が加速する中で、ハイブリッド車用電池の開発、生産などで提携しているが、資本関係を結ぶことで連携体制をさらに強化する狙いである。

《福田俊之》

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