【新聞ウォッチ】問われる中国製品の安全、タイヤも大量リコール

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年7月4日付

●防衛相に小池氏、初の女性トップ、久間氏辞任「参院選を考慮」(読売・1面)

●水素で200キロ走れます、BMWジャパン水素自動車公開(読売・8面)

●温暖化もビジネス、排出取引商社が続々(毎日・8面)

●任天堂、ソニーの3倍超「Wii」対「PS」シエア争いで市場規模25%増(毎日・8面)

●中国製タイヤ45万本リコールへ、米国、安全装置なく事故誘発(産経・7面)

●違法コピー忍耐の日々、中国摘発には腰重く(産経・8面)

●黒川紀章さんがタクシーに追突(産経・31面)

●社説「大気汚染和解」環境改善への契機だ(東京・5面)

●豊田通商パキスタンに発電所(日経・11面)

ひとくちコメント

米国に輸入された中国製の自動車用タイヤに交通事故を誘発する欠陥があるとして、米国内の販売業者が約45万本のリコールを近く実施する、ときょうの産経が国際面で報じている。

記事によると「ガム・ストップ」と呼ばれる安全装置が装着されておらず、ベルトなどの剥離によって事故が起きる危険があるという。すでにこのタイヤを付けたバンが横転、死傷事故を起こした例も指摘されている。その中国製タイヤは日本にも輸出されているという。

一方、社会面に目を向ければ、中国産のキクラゲから基準値の2倍の残留農薬が検出された、と各紙が取り上げている。中国は「世界の工場」として急成長を遂げているが、産経も「中国製品の安全問題は、食品から工業品へと広がり続けている」と警戒。

安全問題も「しょうがない」では済まされない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る