【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】富士通テン AVN777HD…赤外線を利用してケータイと連携

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】富士通テン AVN777HD…赤外線を利用してケータイと連携
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】富士通テン AVN777HD…赤外線を利用してケータイと連携 全 14 枚 拡大写真

斬新な発想で進化し続けるAVN

富士通テン(ECLIPSE)といえば、今は各社が採用するオーディオ・ビジュアル・ナビゲーション一体機型『AVN』を最初に開発したメーカーだ。1997年の誕生以来、規格で定められた“2DIN”というスペースをフル活用し、テクノロジーの高度化やCD・MD・DVD・HDDといったメディアの多様化、そして進展するネットワークコミュニケーションなどに歩調を合わせながら進化を遂げてきた。

00年のDVD、CD、MDの3デッキを2DINに集約した「3デッキAVN」から02年の「ツインHDD」、03年にはナビとオーディオ2つの顔を持つ「DUAL FACE AVN」、そして05年には、「2つの世界初」として運転席と助手席で異なる画面を表示できる「DUAL AVN」、1DINスペースに全てを集約した「1DIN AVN」を同時に発表。富士通テンの開発陣は、車室内での操作性や快適性を徹底的に吟味しつつ、斬新な新モデルを次々に登場させていった。

この夏に登場した07モデルでは、特に操作性、デザイン面から改良が加えられている。ハイエンドモデルの『AVN777HD』はモニター下部に薄型ハードキーを配置するオーソドックスなスタイルを採用。これまでは主要な操作系をハードキーで…という考えがあったようだが、07モデルではボタン数を減らし、シンプル化している。

メニュー画面に表示されるGUIも一新。機能を「NAVI」、「AUDIO」、「INFO」の機能別3グループに分割し、その中で選択可能なメニューを大型アイコンで示すなど、短時間視認性を高めている。中央のメニュー(MENU)キーを押すことでいつでもトップ画面に戻れるので、操作に迷うことも少なくなりそうだ。

ナビの心臓部には動作クロック400Mzのグラフィック統合型CPU「アルティマ・エンジン」を引き続き採用。画面はバックライト構造の見直しや、新開発技術「Vivid View Processor」の採用によって、従来モデルよりもくっきりと、そして鮮やかな映像を映し出すことができる。これは地図画面描写においても効果を発揮しており、ワイドVGAの高画質との相乗効果でかなり見やすいものとなった。

BACK機能紹介カーナビゲーションの証言TOPへ

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る