日産、キャブスター をメキシコと台湾に投入

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車は、小型商用車(LCV)の『キャブスター』(日本名=『アトラス』)をメキシコと台湾市場に投入すると発表した。キャブスターのメキシコ、台湾への投入は、2006年9月の欧州市場への投入、2007年6月の日本市場への投入に続くもの。

メキシコ市場には8月に投入する予定で、日産としてメキシコ市場で小型トラック・セグメントに参入する。販売開始時は、スペインのアヴィラ工場で2200台を限定的に生産・出荷し、2007年12月までに順次、台湾の三義にある裕隆汽車の工場からの供給に切り替える計画だ。

また、台湾でのキャブスターの生産・販売開始は、今年11月の予定だ。

キャブスターは、独自の新型「グローバル・ライト・デューティ・トラック(LDT)用プラットフォーム」を採用した日産の商用モデルの世界戦略車だ。LCV事業担当のアンディ・パーマー執行役員は「キャブスターは、日産のLCV戦略の中核となる要素を体現している。商品開発にあたり、お客さまのニーズを特定することからはじめ、運転者の作業効率をサポートするクラス最高水準の機能性や操作性を実現した。同時に、コスト面においても優位性を保っている」とコメント。

メキシコと台湾へのキャブスターの投入は、2010年までにグローバル市場でLCV事業のリーディング・ポジションを確立するという日産の長期的目標を実現するための取り組みの一環。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. ヒョンデの高級車ジェネシス、『G90ウィングバックコンセプト』世界初公開…全長5.1m超の大型ワゴン
  3. メルセデスベンツ、改良新型『Sクラス』をプレビュー…レベル4の自動運転が可能に
  4. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  5. スズキ『ジムニー』/『ジムニーシエラ』、パイオニア製9インチディスプレイオーディオ採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る