クルマの前にいた女児、母親にはねられ死亡

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7月30日午前、東京都国立市内の市道で、母親が運転するクルマの前を歩いていた4歳の女児が、これに気がつくことなく発進したクルマにはねられた。女児は転倒した際に頭を強打。収容先の病院で死亡している。

警視庁・国立署によると、事故が起きたのは7月30日の午前9時ごろ。国立市中2丁目付近の市道で、母親の運転する乗用車の前を歩いていた4歳の女児が、これに気づくことなく発進したクルマにはねられた。女児は転倒した際に頭を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡している。

現場は幼稚園前の市道。死亡した女児はクルマの助手席側から降り、クルマの前方を歩いて幼稚園に向かっていたとみられる。警察ではクルマを運転していた29歳の母親から自動車運転過失致死の容疑で事情を聞いている。

調べに対して女性は「(死亡した女児が)もう幼稚園に入ったと思い、クルマを発進させた」と供述しているという。女性は女児が幼稚園に入った様子を目視していなかったが、「もう入った」と認識して漫然とクルマを発進させたことが事故につながったものとみている。

《石田真一》

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