【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】インクリメントP MapFanナビークル「クルマのルート案内でケータイNo1目指す」…開発者

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】インクリメントP MapFanナビークル「クルマのルート案内でケータイNo1目指す」…開発者
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】インクリメントP MapFanナビークル「クルマのルート案内でケータイNo1目指す」…開発者 全 11 枚 拡大写真
インクリメントP 広瀬浩司氏

7月にバージョン2がリリースされ、案内機能や通信連係機能の強化を果たしたインクリメントPの助手席ナビアプリ、「MapFan ナビークル」。開発担当の広瀬浩司氏に、ナビークルの開発経緯と、バージョンアップのポイントについて話を聞いた。

◆携帯電話は理想的なナビゲーションツール

----:7月25日にMapFanナビークルのバージョン2がリリースされたばかりですが、その話の前に、まず開発のきっかけから教えてください。

広瀬:学生のころからクルマに乗っていたのですが、当時は20万円や30万円もする高いナビしかありませんでした。その時から、手軽に安く利用できるナビの入門機が作れないものか考えていました。そのナビは常に持ち運べればもっと便利だろう、と。

----:実際に開発に参加されたのはいつ頃からですか。

広瀬:会社に入って3年くらい経ってからですね。それまではエアナビのコンテンツなどをやっていましたが、ケータイ向けのナビゲーションサービスをやってみないか、と声がかかったのです。

----:いつも身近に持っている携帯電話はまさに理想的なナビゲーションツールだったのですね。

広瀬:ケータイだったら、いつも持って行けるし、使いたいときに使うことができますからね。これで作ってみよう、と。

試作版は2004年にできあがりましたが、ナビゲーションとして利用するには当時の端末ではGPS性能が物足りないなあと感じていました。車載用カーナビと同程度のルート案内の品質は維持する必要がありましたから、それにケータイのナビゲーションを追いつかせるためには時間がかかりましたね。安全にわかりやすくというところにも苦労しました。

さまざまな改良を加えていった結果、端末としてもソフトウエアとしても自信を持ってユーザーに提供できる水準になったことから、2006年の10月にドコモの903iシリーズ向けのサービスとして「MapFanナビークル」をリリースしました。

BACK機能紹介カーナビゲーションの証言TOPへ

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る