クレイモデルエキシビション2007…自分で描いた絵が立体化

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
クレイモデルエキシビション2007…自分で描いた絵が立体化
クレイモデルエキシビション2007…自分で描いた絵が立体化 全 5 枚 拡大写真

日本カーモデラー協会が、23日・24日に科学技術館にて開催した『クレイモデルエキシビション2007』。子供たちと若者に「ものづくりの楽しさ」を教えることを体験してもらうべく、毎年開催されているエキシビションだ。

小中学生向けに毎回実施されている、「クレイモデル造形体験コーナー」。同協会会長の石川正己氏によれば、近年、子供たちが物を作るという体験が減ってきていることに対し、非常に懸念しているという。そこで、この体験の場を通して、少しでも物を作る楽しさを知ってもらい、将来、その中からひとりでもモデラーという職業を選んでくれる子が出てくれれば嬉しいという。

体験コーナーに参加した子供たちの中には、自分の好きなミニカーなどを持ち込んでいる子もいれば、事前に自由に想像力を働かせた描いたクルマの絵を見ながら作っている子も。子供たちが作りたい思い思いのクルマを、プロのモデラーの力を借りて、自分の手で実際に作っていくのはとても楽しい体験だったようだ。「くっつくのが楽しい」「面白い」といった具合で、子供たちは目を輝かせながら、楽しそうに答えてくれた。

また、将来モデラーやデザイナーなどを目指している大学・短大・専門学校生向けの「モデラー育成講座」も、同協会は重視している。

クルマやバイクなどの工業製品が、2Dのデザイン画だけでは成り立たないこと、モデリングという3D化を行なう作業があって初めて製品になることを肌で知ってもらうのを主旨として行われている同講座。今年は全国から100点近いデザイン画の応募があり、17名を厳選し、プロのモデラーとコンビを組んで、そのデザイン画を実際にクレイモデルで3D化を行った。

参加していた学生のひとりは、「実際にプロの方に手伝ってもらって立体化してみると、自分のデザイン画が矛盾や描けていない部分がいくつもあるのがわかりました。それでも、立体化できるプロの方はやはりすごいです」とのことであった。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る