三菱自動車は、商用車『デリカトラック』、『デリカバン』、『デリカカーゴ』を新長期排出ガス規制に対応を中心とした一部改良を施し、8月31日から発売開始した。
デリカトラック、デリカバン、デリカカーゴのガソリン車は触媒の改良により新長期排出ガス規制に、またディーゼルターボ車(2.0リットル)はNOx(窒素酸化物)を大幅に低減する電子制御コモンレール式燃料噴射装置とPM(粒子状物質)を除去するDPF(ディーゼル微粒子除去装置)を採用して新長期排出ガス規制をクリアしたほか、自動車NOx・PM法、首都圏ディーゼル車規制条例にも適合させた。
これに加えて、デリカトラックでは、廉価グレードの「DX」にパワーウインドウ(運転席ワンタッチ機構付)とセンタードアロックを標準装備した。
さらに、全グレードにルームランプの助手席ドア連動機能を追加、2WDダブルタイヤ・5MTの全車に木床荷台をメーカーオプションで設定した。
デリカバン、デリカカーゴは全グレードに荷室ロープフックを標準装備としたほか、荷室の間仕切りを全グレードにメーカーオプション設定した。従来設定していたデリカバンの4WD・4ATのディーゼルターボ車と、デリカカーゴの2WD・4ATのディーゼルターボ車及び4WDのディーゼルターボ車は廃止した。
価格はデリカトラックが134万5050−200万7600円、デリカバンが145万5300-224万3850円、デリカカーゴが182万1750−233万7300円。