米新車販売、年間1600万台割り込む?

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米新車販売、年間1600万台割り込む?
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米の8月の新車販売は、大方の予測を上回る結果となったが、住宅ローンに端を発した経済の先行き不透明感から、年間で1600万台ペースを割り込む、との悲観的な見方が自動車メーカー首脳の間で主流になりつつある。

8月期をベースとした年間の販売台数予測は1627万台だが、7月ベースでは1528万台。大型ハリケーンの飛来でガソリン高騰も予測され、9月期は再び1500万台ベースに逆戻りしそうな気配だ。

8月期売り上げの内容だが、GMはレンタカーへの販売が好調で、乗用車が昨年同月比の5.3%増となった。しかしフォードモーターは14%減で、年頭から現在までの累計でトヨタに次いでアメリカ第3位のメーカーにほぼ定着。またクライスラーも6%減で年間ベースで4位定着の見込み。しかしトヨタも2位定着ながら小型車の輸入の遅れがあり、2.8%減を記録した。

一方日産、ホンダ、ヒュンダイ、キーア、三菱、スズキは売り上げ増。特に三菱の新型『ランサー』が昨年同月比で58%増と健闘を見せた。また、メルセデスベンツ、アウディ、ポルシェ、BMWもそれぞれ販売増で、特にMINIは19.3%の高い伸びを見せた。

フォードのチーフエコノミストは、「中流層が貯蓄に回り、市場から姿を消している」と警戒する。また商用車も米国史上でかつてないほどに長い年数使用されるようになり、買い換え需要が低く、今年一杯のV字回復は望めない、との視点を明らかにしている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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