検問突破の男が警官をひきずる、逮捕後は黙秘

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3日午前、滋賀県大津市内の国道367号で、交通検問を突破しようとした乗用車が、これを阻止しようとした警官を約20mに渡ってひきずるという事件が起きた。警察ではクルマを運転していた男を公務執行妨害などの現行犯で逮捕した。

滋賀県警・大津北署によると、事件が起きたのは3日の午前9時50分ごろ。大津市葛川坊村町付近の国道367号で同署が交通検問を実施していたところ、約38km/hの速度超過状態で進行してきた乗用車を発見した。

クルマは検問に気づいて急停車。Uターンして逃走しようとしたことから取り締まりに当たっていた52歳の巡査部長がこれを阻止しようとしたが、クルマは急発進。巡査部長はフロントガラスのピラーにしがみついたまま約20m引きずられた。巡査部長は転倒した際に腕や頭を打撲する軽傷を負っている。

クルマはその後、約4kmに渡って逃走。待機していたパトカーが追跡し、クルマを運転していた50歳の男を傷害や公務執行妨害の現行犯で逮捕した。男は容疑を否認。名前を名乗った以外は黙秘を貫いているという。

《石田真一》

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