ホンダは『シビック』や『シビックハイブリッド』、『ストリーム』など3車種の制動灯スイッチと、速度計に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
05年8月から07年1月までに生産された6万3099台が対象。テレスコピック機構に塗布する潤滑剤の量が多すぎて、潤滑剤の油分が制動灯スイッチにつくものがある。そのためスイッチ接点の発熱で接点部に絶縁物が生成され、制動灯などが点灯しなくなり、シフトレバーがパーキング位置から動かなくなる恐れがある。
また、速度計の制御コンピュータープログラムが不適切で、速度計が作動しなくなる恐れもある。