フランクフルトショーでベールを脱いだダイハツ『OFC-1』は、『コペン』をベースで出来ることを追求したスタディモデルだ。
その一つが新型のバリアブルハードトップだ。現行コペンが採用している「アクティブトップ」は、ルーフをトランクスペース一杯に収納するという構造上、オープンの状態ではほとんどラゲッジスペースがなくなってしまうという欠点があった。
OFC-1では、この問題を解決するルーフ収納方法を試みた。3分割の電動ルーフは、開閉も10秒以内。トランクスペースを犠牲にすることなく、トランク前方上部にスマートに収納されている。
心臓部は『ミラ』に搭載されている660cc3気筒DOHCターボに7速パドルシフト付きCVTを組み合わせ、走りにも磨きを掛けた。OFC-1は同時に発表されたコンセプトモデル『HSC』とともに、東京モーターショーに出展される。