【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】ガーミン nuvi360「店頭で触れて確かめればわかるnuviの真価」…ショップ

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】ガーミン nuvi360「店頭で触れて確かめればわかるnuviの真価」…ショップ
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】ガーミン nuvi360「店頭で触れて確かめればわかるnuviの真価」…ショップ 全 6 枚 拡大写真

インパクトのあった内蔵2GBメモリ

----:PNDタイプの小型のポータブルナビが各メーカーから相次いで登場していますが、nuviの特徴はどのような点にあるとお思いですか。

新行内:内蔵2GBメモリという豊富な情報量がまず特長としてありますね。発表された昨年(06年)12月の時点で、内蔵で2GBフラッシュメモリを搭載していたのはnuivだけでしたからね。他のPNDタイプナビが512MBや1GBの容量でしたから、登場時のインパクトは相当なものがありました。

----:PNDのデータ容量を重視するお客様は多いですか。

新行内:容量を重視する人とそうでない人とは分かれますね。車内でテレビを見たいお客様は、メモリよりもまずワンセグチューナーの有無を尋ねてきますから。逆にテレビは見ない、という方はコストパフォーマンスや性能を気にするので、データ容量やナビのインターフェースに関するディープな質問をいただきます。

世界仕様ナビだけに購入者もワールドワイド

----:nuviはオプションのマップソースを利用して海外でも使えますが、この点についてはお客様の関心はどうですか。

新行内:「海外で使える」ということをネットや雑誌で知って指名買いにくるお客様はたしかにいます。また、横浜という場所柄か、外国人の方が購入にいらっしゃることも時々あるんです。彼らの話を聞いていると、ガーミン(Germin)は海外ではブランドの立ったメーカーであることを実感しますね。日本語だけでなく英語での音声案内にも対応していますから、日本語に不慣れな方が日本で使うためのナビとしての需要があるのかもしれませんね。

----:新行内さんは仕事柄、さまざまなナビを試していると思いますが、nuviを実際に使ってみていかがでしたか。

新行内:GPSの受信感度には正直驚きましたね。雑誌やインターネットで、nuviの精度に高い評価をつけている記事を見たりはしていたのですが、実際に使うまでは正直言ってどこまで本当なのかな?と思っていたのです。なんせこんな小さなボディですからね。

----:使ってみると、確かに優れていた、と。

新行内:そうですね。もちろん、フルナビのようにジャイロや加速度センサーを備えている分けではありませんからどんな状況でも正確、というわけではありません。でもGPSの信号だけでこれだけ正確に自車位置を出せるということに驚いたのです。GPSエンジンだけではなく、マップマッチングのアルゴリズムが優れているのでしょう。

----:話を戻しますが、nuviのようなPNDを購入するユーザーはこれまでの車載ナビを購入する層とはまた異なっているのですか。

新行内:CD、DVD、HDDと情報量が大きくなっていって、AVNとかDVDが見られるとか、高機能ナビを求める層がいた一方で、「シンプルに使えるナビがほしい」というお客様もいたのは確かです。ただ、そういうお客様を掘り起こすには、やはり手頃な価格という条件があったと思います。これまでどんな廉価なナビでも7〜8万円を大きく下回ることなんてありませんでしたから。

----:カーナビが5万円を切るなんてことは、数年前では考えられませんでしたからね。

新行内:ちょっと前の話ですが、フルナビを使っていたお客様が、場所を取るからという理由で、ポータブルタイプのナビを新たに交換したんですね。でも自車位置精度も検索データの量も、ポータブルはフルナビよりも劣っている、といって相談に来られたことがありました。でもnuviを筆頭とする最近のPNDは、ナビの機能と精度についてはフルナビに大きく劣るということはないと思います。

BACK機能紹介カーナビゲーションの証言TOPへ

  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る