大分県警は15日、大分県中津市内の県道で飲酒運転を行い、逃走中にパトカーや道路標識に衝突するなどした36歳の男を道路交通法違反（酒気帯び運転）の現行犯で逮捕した。男はパトカー衝突については容疑を否認している。
大分県警・中津署によると、事件が起きたのは15日の午前1時40分ごろ。同署員が中津市宮夫付近の県道でパトロールを行っていたところ、前方をふらふらとした挙動で走行する不審な乗用車を発見した。
パトカーが停止を命じたところ、クルマはこれを無視して逃走。クルマは強制的に抑止しようと前に回りこんだパトカーに衝突した後、近くの道路標識にも衝突。約100mで立ち往生している。
運転していた36歳の男にアルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.6ミリグラムという高濃度のアルコール分を検出したため、飲酒運転の現行犯で逮捕した。
調べに対して男は飲酒運転の事実を認めているが、パトカーヘの衝突については「酒に酔っていたから覚えていない。わざとぶつけたわけじゃない」などと容疑を否認しているようだ。
