【トヨタ ランドクルーザー 新型発表】同性能なら価格が、同価格なら性能が有利

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ ランドクルーザー 新型発表】同性能なら価格が、同価格なら性能が有利
【トヨタ ランドクルーザー 新型発表】同性能なら価格が、同価格なら性能が有利 全 5 枚 拡大写真

トヨタは18日、新型『ランドクルーザー』(200系)を発表した。商品開発本部第1トヨタセンター製品企画主幹の田中武彦氏は、ライバルについて、日本車に関しては、日産が『パトロール』をやめたため現在はないとする。

従って日本国内では海外の大型SUVがライバルとなっている。価格で比較した場合は、フォード『エクスプローラー』(車両価格425万−700万円)や、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』(車両価格549万−735万円)だ。ただしこれらに対しては、「性能面では確実に上です」と自信を持って答えた。

性能面で比較した場合は、ランドローバー『レンジローバー』だ。ただし、こちらは車両価格が1050万円から1350万円と倍もする。「先方さんも歴史がかなりありますから、やはりいいクルマだと思います。でも、ランドクルーザーも原型となった『トヨタジープBJ型』から数えれば60年近い歴史がありますから、決して性能面でも負けていません。そして、価格は半分というわけです」。

確かに、直接的なライバル車種と比較すると、性能面、価格面ともに大変優れているのがわかる。

いっぽう、同じ6−8人が乗れるほかのSUVやミニバン、ワゴンなどと比較すると、ランドクルーザー200系はふたつあるグレードのうち「AX」でも470万円、「AX“Gセレクション”」になると540万円と、どうしても高価に感じてしまう。

だが、ランドクルーザーは「壊れないこと、長持ちすること」も特徴で、従来型では15年ぐらい乗っている人は普通にいるという。「300万円台のクルマを6−8年ごとに乗り継ぐのと、15年以上を1台のランドクルーザーに乗り続けるのと、どちらがお得かは、いうまでもないですよね。長い目で見てもらえれば、それだけの価値があるということをわかってもらえると思います」。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る