男を女として摘発、過去に例がない!?

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兵庫県警は18日、義理の妹を装い、無免許運転での摘発を逃れていた34歳の男を有印私文書偽造・同行使などの容疑で逮捕した。この人物、戸籍上は「男」だが、性転換手術を受けたこともあり、外見は女性化していたという。

兵庫県警・尼崎北署によると、有印私文書偽造・同行使などの容疑で逮捕されたのは、愛知県内に在住する34歳の男。この男は2006年6月29日未明、兵庫県尼崎市水堂町の市道で交通違反の摘発を受けた際に大阪府内に在住する28歳の女性(義理の妹)の名を申告。免許証の不携帯を装い、無免許運転での摘発を逃れていた疑いがもたれている。

男は性転換手術を受けており、戸籍上は男のままだが、外見は女性化していた。名を騙った女性の年齢が近しいこともあり、署員は何の疑いも持たずに免許証の不携帯として違反処理を行った。男は反則金の納付を行わなかったことから今年7月に署員が女性に連絡を取った結果、「違反には覚えがない」と返答された。

摘発を行った署員は違反時に同乗していた人物を証言者として扱い、名前を控えていたことから、男が関与したことが発覚。逮捕に踏み切った。同署では「男性を女性と間違うのは聞いたことがない」としており、過去に例がない事件だったようだ。

《石田真一》

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