【新聞ウォッチ】松本引越センター、会長が6億円の手形裏書

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年9月26日付

●「背水の陣」福田内閣始動 交代4人「最小限」外務・高村、防衛・石破氏(読売・1面)

●巨額医療費労使譲らず、GM一斉スト 日系メーカーに影響も(読売・8面)

●省エネ・環境分野で中国側と協力合意 日中経済協会(読売・9面)

●F1日本勢ブランド戦略のとりで 日本GPホーム譲れぬ トヨタ、富士への誘致に成功、ホンダ、鈴鹿隔年巻き返す(朝日・13面)

●カーライル・グループ日本法人会長に前日産自動車副会長の伊佐山氏就任へ(毎日・8面)

●公道と同条件、日産が新テストコース(産経・8面)

●ビクター、早期退職1150人募集(東京・11面)

●松本引っ越しセンター、会長が無断で手形裏書 6億円、告訴検討(東京・28面)

●ヤマハ発動機、オートバイリコール(東京・28面)

●福田内閣始動、産業界の反応 張富士夫・自工会会長ら(日経・11面)

●日野自、営業益12%増、9月中間(日経・17面)

ひとくちコメント

今月7日に2代目社長が自殺した松本引越センターで、創業者の松本博文会長が個人で手形を振り出した際、無断でグループ会社2社に手形の裏書保証をさせていたことが明らかになった。

読売が25日夕刊で報じたのを受けて、岡田邦夫社長が記者会見、きょうの各紙にも「裏書保証させた手形は計5通で、総額は6億円にのぼる」と取り上げている。

自殺した松本修治前社長は松本博文会長の御曹司。42歳という若さでの首つり自殺は社内外に大きな衝撃を与えたが、これで自殺の原因が経営上の悩みであることが鮮明になった。現在、松本引越センターのトラック保有台数は200台余りだが「この1年間、新車への買い換えはゼロ」(トラックーメーカー首脳)だったという。

2世代続けて総理大臣になる親子もいれば、息子に先立たれた松本引越センターのケースもある。人生いろいろ……。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る