ビクターとケンウッド、合弁で開発会社を設立…まずナビ・エンジンを共同開発

自動車 ビジネス 企業動向

日本ビクターとケンウッドは、カーエレクトロニクスとホーム/ポータブルオーディオに関する技術開発合弁会社を設立すると発表した。

両社のリソースを活用して新技術を共同開発するとともに、製造の相互委託、部品の共同調達、ITインフラの共同開発、知的財産権の相互利用を中心とした協業を順次開始する。

両社は、新技術開発を共同で進めることによって競争力の強化を図り、提携効果を早期に最大化できるように、対等出資で10月1日付で技術開発合弁会社を設立した。

合弁会社では、カーエレクトロニクス、ホーム/ポータブルオーディオのコスト競争力も含めた商品競争力の強化を図るため、両社合わせて当初130人規模の開発体制により両社で協議して決定した技術開発テーマに取り組む。

当面の技術開発テーマとして、ナビゲーションシステムのデバイスの中で最も開発リソースが必要とされるナビ・エンジンを共同開発する。開発期間の短縮と開発費の抑制を図りながら、両社のナビゲーションに関する事業戦略を強化し、両社の市販向け、OEM向けのナビゲーションビジネスを早期に100万台規模に拡大することを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る