『コンシューマーリポート』誌がフォードを高評価

自動車 ビジネス 企業動向
『コンシューマーリポート』誌がフォードを高評価
『コンシューマーリポート』誌がフォードを高評価 全 3 枚 拡大写真

アメリカの『コンシューマー・リポート』誌が毎年行う新車の品質調査で、フォードモーターが全体的に高い評価を得た。

総合的なブランド評価では、フォード、リンカーン、マーキュリーがそれぞれ平均以上の得点を納め、モデル別ではフォード『フュージョン』、マーキュリー『ミラン』がそれぞれの価格帯で「もっとも信頼性の高い車」と位置づけられた。

一方で思わぬ低評価だったのはトヨタで、『カムリ』の信頼性が平均以下とされ、『V8タンドラピックアップトラック』やレクサス『GS』、も評価が低かった。

これまで品質評価では常に高い評価を受けて来たトヨタだが、米国内での成長の速度に品質管理が追いついていない、との見方もあり、トヨタ側も「問題改善に努める」とコメントしている。

全般的にビッグ3の評価が高かった今回の結果については、自動車専門誌でも「コンシューマー・リポートの調査に100%信頼性はおけない」とのコメントが見られるが、ライバル日本車との品質面の差が徐々に縮まっていることは事実のようだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る