電子情報技術産業協会が発表した民生用電子機器の9月出荷金額は2536億円、前年同月比8.0%増と4か月連続プラスとなった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、同13.0%増の1685億円と4か月連続で前年を上回った。音声機器国内出荷金額は、同19.5%減の194億円で4か月連続のマイナスとなった。
カーAVC機器国内出荷金額は、同6.7%増の658億円と2か月連続プラスとなった。
主要製品別では、カーオーディオは、カーステレオ(カセット)が同29.9%減と21か月連続のマイナスとなった。出荷規模の大きいカーCDプレーヤも同6.0%減の53万7000千台と2か月ぶりにマイナスとなった。
カーカラーテレビは同10.1%増の9万8000台と3か月連続プラス。カーDVDは同13.9%増の2万8000台と15か月連続プラスとなった。
カーナビゲーションシステムは同10.6%増の37万2000台と11か月連続のプラス。ソース別構成比では、HDD他タイプ(通信端末等含む)が66.4%、DVD-ROMタイプが33.6%だった。
ETC車載ユニットは同1.7%増の34万3000台と6か月ぶりにプラスに転じた。