マツダ中間期決算…増収増益 米国販売増と為替差益で

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マツダ中間期決算…増収増益 米国販売増と為替差益で
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マツダが発表した2007年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比9%増の1兆6562億円、営業利益が同5%増の731億円となり、増収増益だった。

売上高は『アクセラ』の販売が好調だったほか、新型『デミオ』導入による台数増、主要通貨の円安の影響を受け、大幅増収となった。グローバル小売台数は、65万9000台と前年実績を1%上回った。国内は同6%減の12万3000台と落ち込んだものの、北米が同7%増の21万3000台、欧州はドイツのマイナスをロシアがカバーして横ばいだった。

収益では将来に向けた開発費や設備投資の増加を主要通貨の円安とコスト削減努力がカバーし、営業増益だった。

経常利益は同2%増の576億円、連結当期利益は同7%増の291億円となり、すべての利益レベルで前年実績を上回った。

マツダの井巻久一会長兼社長は「2007年度上期はすべての利益レベルで増益を達成し、期首見通しを上回ることが出来た。課題となっていた米国と欧州での販売会社の在庫適正化も完了し、下期からは新型デミオ、『CX-9』、新型『アテンザ』が販売拡大に貢献してくれるものと期待している」とコメントしている。

通期業績見通しは、グローバルの小売り台数と為替水準を見直したものの、売上高や収益見通しは前回発表したものを据え置いた。

《レスポンス編集部》

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