横浜ゴム、新国際規格 ISO18752 適合のホースを出荷開始

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横浜ゴムは、ホースの新しい国際規格「ISO18752」を適用した商品を11月から本格的に出荷すると発表した。

ISO18752は、横浜ゴムなど日本ゴムホース工業会のメンバーが中心となり作成した液圧用繊維・鋼線補強ゴムホースの新規格で2006年7月に発効、ユーザーが必要とするホースを容易に選択できる使い勝手の良い規格となっている。

従来のISOホース規格は繊維補強、鋼線編組補強などの構造ベースが規格で、適切なホースを見つけるのが困難だった。

ISO18752では、ホースを選ぶ際、使用圧力と口径を基準にするユーザーの視点に立って、最高使用圧力をベースにして構成、体系も大幅に簡素化し、構造を従来の21タイプから7タイプに、最高使用圧力を66種類から9種類に集約した。

また、ISO18752では、性能を満たしていれば構造は規定されないため、技術開発の促進が期待される。

横浜ゴムが中心メンバーとして規格案作りを進めたISO規格は、2002年に発効した空気式防舷材に続き2件目となる。

《レスポンス編集部》

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