トヨタ、中間営業利益は16%増の1兆2721億円

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車が7日発表した2007年9月中間決算は海外販売が全地域で伸び、売上高、各利益段階とも中間期としては過去最高を更新した。

世界販売は前年同期より約16万台増加し430万台だった。中国合弁分などを含む総台数は約24万台増えて470万台となった。売上高は13.4%増の13兆122億円、営業利益は16.3%増の1兆2721億円と、いずれも2ケタ伸びた。

中国事業の拡大を主体に持分法投資損益も62.1%増の1451億円と大きく増えた。この結果、純利益は21.3%増の9424億円と1兆円に迫る水準となった。

中間業績について、鈴木武専務は「フルラインによる全地域での成長戦略が成果をあげ、高い伸びにつながった」と、評価した。中間配当は前年同期から一気に15円増配の65円に引き上げた。中間配当性向は22%と、1.3ポイント上昇する。

《池原照雄》

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