トヨタの中間決算、アジアが新たな収益の柱に

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トヨタ自動車が7日発表した2007年9月中間決算の所在地別営業利益によると、アジアが前年同期からほぼ倍近い1167億円と急増、欧州を抜いて日本、北米に次ぐ利益高を確保した。

欧州の営業利益は3%増の683億円だった。レクサス車の販売増による中国子会社の大幅増益や、東南アジアでのIMV事業が軌道に乗ったもので、鈴木武専務は「アジアが新たな収益の柱に育ってきた」と述べた。

東南アジアではオセアニアや中東など域外への輸出という分業体制を構築しており、「市場の変動にも左右されない強固な収益構造」(鈴木専務)ができてきた。今後も域内販売の拡大などにより、安定した収益を稼ぎ出す見込みだ。

《池原照雄》

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