古河電池が発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期損益が8億3900万円の赤字となり、前年同期の4億4300万円の赤字から、赤字額が倍増した。
売上高は同22.8%増の211億1800万円と、2ケタの増収となった。自動車用鉛電池が販売数量の増加や製品価格の値上げで国内外で売上げが増えたほか、産業用鉛電池やアルカリ蓄電池、電源機器なども順調に売上げを伸ばした。
損益では、製品価格引き上げが原材料コストアップを吸収できず、赤字となった。営業赤字は11億9700万円、経常赤字が12億7100万円となり、前年同期と比べて悪化した。
通期業績見通しは売上高が同22.8%増の480億円、営業利益が8億円、経常利益が5億5000万円、当期純利益が2億円を予想している。