自動車部品工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比130.3%増の17億9400万円と、利益が2倍以上となった。売上げが好調だったのに加え、退職給付引当金にかかる繰延税金資産を全額計上したため。
売上高は同24.8%増の319億6600万円と、大幅増収だった。エンジン部品事業、自動車部品事業ともに好調だった。
収益面では、売上げの伸びに加え、原価低減や為替差益が加わり、営業利益が同52.6%増の19億4800万円、経常利益が同55.6%増の20億4300万円と、大幅増益だった。
通期業績見通しは売上高が同19.6%増の663億円、経常利益が同23.1%増の37億1000万円、当期純利益が同50.3%増の26億8000万円となる見通し。