損保ジャパン、計画遅れから中期経営計画を見直しへ

自動車 ビジネス 企業動向

損害保険ジャパンは、2006年11月に公表した3か年(2006年度から2008年度)の中期経営計画「損保ジャパン再生プラン」の正味収入保険料増率の数値目標を下方修正した。

損保ジャパンは、2006年度以降、業務改善計画の完遂、保険金不払い問題・保険料誤り問題の解決、再発防止策の実行といった会社基盤整備にかかる各種業務適正化対応や、業務の品質向上に取り組んできた。これに伴って、再生プランで掲げた成長戦略に一部当初計画から遅延していることや、新車登録車の販売低迷、新規住宅着工件数の減少といった外部環境の悪化で計画を見直す。

2008年度の正味収入保険料1兆4500億円としていたものを1兆3900億円に計画を下方修正する。

同社では、引き続き「再生プラン」をベースにして、「信頼回復」、「社会への貢献」、「お客さま第一の実現」に向けた取り組みを最優先に実行するとともに、「コーポレートガバナンス・リスク管理・コンプライアンスの実効性向上」や「風通しのよい企業風土となる仕組みづくり」にも取り組むとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  3. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  4. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  5. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る