佐川美術館の茶室に新日鉄のチタンを採用

自動車 ビジネス 企業動向

新日本製鐵は、建築物の屋根・外装へのチタンの適用・拡大を推進しているが、滋賀県佐川美術館の中に新設された「樂吉左衞門館」の茶室の屋根に新日鉄のチタンが採用されたと発表した。

樂吉左衞門館は、佐川急便創業50周年記念事業の一環として開設されたもので、陶工の名門樂家15代樂吉左衞門氏本人がコンセプトを創案した。本館を囲む水庭の地下に展示室が設けられ、その展示室上部の水庭に浮かぶかたちで、茶室が建設されている。

チタンは、耐食性を持ち、軽量で意匠性にも優れた環境に優しい金属だ。建材として優れた機能を備えており、新日鉄は、和風建築に相応しい建材の総合的な技術開発を行っている。今回建設された樂吉左衞門館は、同社がこれまで磨いてきたチタン技術のひとつの結実で、今後の更なる市場拡大に寄与することを期待するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
  4. スズキ『キャリイ』『スーパーキャリイ』、フロントと内装デザイン一新…改良新型の先行情報を公開
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る