ゴーン社長「日産生産方式、1年後は今と違う」

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ゴーン社長「日産生産方式、1年後は今と違う」
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日産自動車のカルロス・ゴーン社長は23日に行われた九州工場での北米向け新型『ムラーノ』のオフライン式後、その場で急遽記者会見を行った。そのなかで、日産生産方式について「固定したものではなく、常に変わっていくものだ」と述べた。

日産生産方式は英語名で「Nissan Production Way」と呼ばれており、2つのテーマを追求している。その2つとは、「限りないお客さまへの同期」、「限りない課題の顕在化と改革」である。しかも、日産の国内工場はそれぞれ違うテーマでグローバルNo.1チャレンジ活動を展開している。

たとえば、追浜工場はコストチャレンジ、栃木工場は品質チャレンジ、横浜工場はQCT1/2チャレンジ、いわき工場は高品質、4気筒並みのコストチャレンジ、そして九州工場は同期生産チャレンジという具合である。

九州工場では今回のムラーノを皮切りに、『デュアリス』、『ローグ』、新型車と4か月間に4車種の生産を立ち上げる。それを順調に行っていくためには、日産生産方式のさらなる進化が必要である。ゴーン社長は「日産生産方式が1年後には今のものと違うものになっている」と強調した。

《山田清志》

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