乗車に気づかずドア閉め、路線バスが女性を引きずる

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21日午前、山口県山口市内の県道で、75歳の女性が路線バスに乗車しようとしていたところ、運転手がこれに気づかずにドア操作を行って発進。女性はドアに服を挟まれたまま約2m引きずられる事故が起きた。女性は転倒した際に足を骨折する重傷を負った。

山口県警・山口署によると、事故が起きたのは21日の午前10時30分ごろ。山口市朝田付近の県道にあるバス停で、75歳の女性が防長交通の運行する路線バスに乗車しようとしたところ、バス運転手がこれに気づかずにドアを閉めた。

女性は服がドアに挟まれる状態となったが、バスはそのまま発進。バス運転手は後方から聞こえてくる異音に異常を感じ、すぐにブレーキを掛けたものの、女性は結果として約2mに渡って引きずられ、左足の骨などを折る重傷を負った。

警察では業務上過失傷害容疑で運転手から事情を聞いているが、調べに対しては「別の乗客が乗車したことは確認したが、停車時には被害女性の姿は見えず、もう1人の乗客が存在するとは思わなかった」と供述している。

被害女性はバス停近くで風避けをしており、バスに慌てて飛び乗ろうとしたことは認めているという。

《石田真一》

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