携帯電話に気を取られ死傷事故---禁固判決

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今年8月、京都府京都市西京区内の京都縦貫自動車道上り線で3人を死傷させる多重衝突事故を起こしたとして、自動車運転過失致死傷罪に問われた39歳の男に対する判決公判が21日、京都地裁で開かれた。裁判所は禁固1年2か月の実刑を命じている。

問題の事故は今年8月5日夕方に発生した。京都市西京区大枝沓掛町付近の京都縦貫自動車道上り線を走行していた乗用車が、前方で渋滞中の車列に衝突。押し出された車両も含め、4台が関係する多重衝突に発展。最後部に位置していた乗用車が大破し、1歳の女児など3人が死傷した。

警察では追突車を運転していた38歳(当時)の男を自動車運転過失致死傷容疑で逮捕。調べに対して男は「運転中に着信した携帯電話機に気を取られ、前を見ていなかった」と供述。事故は脇見が主因と判断され、男は同罪で起訴されていた。

21日に開かれた判決公判で、京都地裁の三輪篤志裁判官は「脇見を原因として、1歳女児を死亡させ、前途を奪った責任は重い」と指摘。被告に対して禁固1年2か月の実刑判決を言い渡した。

《石田真一》

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