ヤマハ発動機は、社内カンパニーのIMカンパニーが、半導体や液晶などの電子部品の製造工程でクリーンルームへの設置が可能な、高クリーン仕様のTinyスカラロボット『YK180XC/YK220XC』を開発、2008年1月1日から発売すると発表した。
Tinyスカラロボットは、手のひらサイズ(ロボット取付け部の占有面積)のコンパクトな水平多関節型ロボットで、組立部品の小型化や製造設備の省スペース化などの多様化するユーザーニーズに対応した製品として、高精度・小型化をコンセプトにしている。
新開発のYK180XC/YK220XCは、従来のTinyスカラロボットの特徴をそのままに、クリーン仕様としたバリエーションモデルで、今後のクリーンロボット市場を拡大していくことが期待される製品と、している。
YK180XC/YK220XCは11月28日から12月1日まで東京ビッグサイトで開催される「2007国際ロボット展」に出展する。