2010年の市販化を目指すGMのプラグインハイブリッド、シボレー『ボルト』の新しいスケッチが公開された。「エアロダイナミクスを最大限に」するデザインスタディのひとつということで、現在急ピッチで開発が進む市販バージョンのプロトタイプのひとつだという。
GMではプラグインハイブリッドの新しいアーキテクチャーに「Eフレックス」という名前を与えており、今後共通のプラットホームで様々なプラグインが生み出される可能性も。ボルトはこのEフレックスを使用する最初のモデルとなる予定だ。
ボルトの特徴は、プラグイン技術だけではなくモーターと組み合わせるエンジンを最小限のサイズとし、燃料にフレキシブルさを与えられるという点。ガソリン、エタノール、ディーゼルなど、様々な燃料に対応できる小型エンジンを補助につけることで、高速運転の快適さや走行距離などを稼ぐ。しかし通常のシティドライブはほぼモーターのみで行う。
コンセプトもなかなか魅力的なデザインだが、これがどのように市販化バージョンに昇華されるのか、今後の発表が楽しみだ。