【首都高 山手トンネル 開通】フィット のインターナビで地図更新

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【首都高 山手トンネル 開通】フィット のインターナビで地図更新
【首都高 山手トンネル 開通】フィット のインターナビで地図更新 全 7 枚 拡大写真

12月22日に開通した首都高山手トンネル。今秋発売のホンダ『フィット』に搭載されるインターナビ・プレミアムクラブの新サービス「スマート地図更新サービス」を試した。

インターナビシステムのオプション価格は21万円。ホンダとしては初めて通信によって地図を更新する「主要道リアルタイム地図更新」に対応した。インターナビではフィット発売直後に10月に第1回配信を実施済みで、山手トンネル開通の22日に第2回目の配信が始まった。

地図の更新には2通りの方法がある。「internavi情報」のメニューから「新規道路データ」を取得する方法と、目的地設定時にルート周辺で配信対象道路がある場合に、ルート設定の際に案内される「新規道取得」メニューからダウンロードする方法だ。今回は、目的地設定からダウンロードする方法を試した。

山手トンネルが開通する22日の午後4時に、現在地(中央道・調布インター付近)から埼玉県さいたま市にある埼玉スタジアムを目的地に設定。すると、都内の中央道・首都高4号線から都心環状線を経由して東北道方面に抜けるルートが選択された。

この際、インターナビの画面上に「新規道路取得」のボタンが現れた。これを押すと、確認画面のあとにダウンロードが始まる。ダウンロードすると再起動がかかり、新規道路が直ちに反映される。端末はドコモ『P905i』を使用したが、ダウンロード開始から再起動してナビが使用可能になるまでの所要時間は3分45秒だった。

再起動後、新規道路を反映させた地図で新たなルートがひかれる。通信によるインターナビVICSの情報を反映させるために、さらに3分ほど要した。目的地の設定から地図ダウンロード、再ルート設定完了までには合わせて7分程度だった。

スマート地図更新サービスの発表記者会見で、インターナビ推進室の今井武室長は「ホンダはリアルタイムにこだわる」と強調したが、今回の更新では、開通したばかりの道路でルート案内するという文字通りリアルタイムなサービスが体感できた。

スマート地図更新サービスに対応するインターナビ設定車は『フィット』および『インスパイア』の2車種(2007年12月現在)。今後登場するホンダの新型車に順次搭載される予定だ。

《北島友和》

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