【新聞ウォッチ】原油高騰で高速道路の深夜割引拡大へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年12月25日付

●高速道路の深夜割引拡大 政府の原油高対策、寒冷地に灯油代補助(読売・2面)

●三菱自、露に工場建設へ(読売・2面)

●バス扉開き小5転落、死亡、東京外環、後続にはねられ(朝日・1面)

●三菱化学火災、業界に供給懸念「再開に数ヶ月」他社も余力なく(毎日・10面)

●印タタが低価格車 29万円来月発表、スズキ追撃(毎日・10面)

●来年度予算政府案決定、一般歳出2年連続増、バイオ燃料のガソリン税減免など(日経・1面)

ひとくちコメント

原油高騰に対する政府の緊急対策の内容が明らかになった。きょうの読売などが報じている。それによると、寒冷地の低所得者向けに灯油代を5000 - 1万円程度補助するほか、高速道路の深夜割引を現在の3割から4割に拡大するという。

運送業者の物流コストを安定させるため、高速道路の深夜割引を拡大するものだが、深夜というのは午前0時 - 4時の時間帯。この時間帯に高速道路を走る一般の自動車ユーザーは少ない。

が、割引率がアップすれば、深夜のドライブも増えそうだが、ガソリン税の「暫定税率」は10年も据え置きのままである。政府は道路財源の問題も含めて、そもそも高過ぎる高速道料金を恒常的に引き下げる政策を打ち出すべきだろう。

《福田俊之》

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