富士重工、08年世界販売は8%増の63万台

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富士重工、08年世界販売は8%増の63万台
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富士重工業(スバル)の森郁夫社長は25日、都内のホテルで年末会見を行い、2008年の世界販売計画を明らかにした。今年投入した『インプレッサ』や、同日発表した新型『フォレスター』などの新モデル効果により、07年実績見込み比で8%増の63万台レベルを計画している。

最大の販売先である米国の07年販売は、前年を1万3000台程度下回る18万7000台にとどまる見通し。08年は「サブプライムローン問題の影響などで不透明なところはある」(森社長)ものの、新車の寄与により「06年並みの20万台以上を狙う」(同)方針だ。

また、欧州も来年には水平対向ディーゼルを『レガシィ』に搭載するなど商品力を強化、今年を1万4000台上回る8万8000台と2割近い増販を目指す。

一方、市場の低迷が続く国内は、今年は前年比9%減の22万5000台に落ち込む見込み。森社長は「厳しい状況が続くものの、新型インプレッサやフォレスター、さらに来年投入する多人数乗り乗用車などで収益を確保する体制が整う」と述べた。ただ、「台数より収益を重視したい」と、具体的な数値は示さなかった。

《池原照雄》

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