ジョンソンがチェリーにバッテリー提供

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アメリカのジョンソン・コントロールズ社が、チェリーが今年後半から新たに開発予定のハイブリッドセダン、『A5 ISG』用にバッテリーシステムを提供することを発表した。

使用されるバッテリーはニッケルメタルハイドライドで、ジョンソン・コントロールズとフランスのサフト社によるジョイントベンチャーが世界の市場で大きなシェアを占めている。新たな提携内容によると、バッテリーの生産はフランス国内で、開発リサーチはアメリカ国内で、バッテリーの組立は中国で行われることになる。

さらに、ジョンソン・コントロールズーサフトは、1月31日にはフランス国内に世界初のハイブリッド用リチウム・イオン・バッテリー工場を建設し、操業開始することを発表した。同社ではこの工場に1500万ユーロを投資、スケーラブルな生産が可能で、世界的なリチウム・イオン・バッテリーの需要の増大に合わせてスライド式に増産できる。

リチウム・イオン・バッテリーはハイブリッドだけではなくプラグイン、FCV、EVなどへの導入が今後急速に進むと考えられており、同社は今後のエコカーの進み行きに大きな期待を寄せているという。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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