【新聞ウォッチ】三菱自動車、“古傷”の豪州工場ようやく閉鎖へ

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【新聞ウォッチ】三菱自動車、“古傷”の豪州工場ようやく閉鎖へ
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年2月5日付

●ガソリン税修正巡り自民混迷、参院に積極論、道路族は反対(読売・4面)

●パリ・ダカ代替え中欧で4月開催(読売・34面)

●ガソリン税「与野党、妥協を」55% 「一般財源化に」54% 本社世論調査(朝日・1面)

●豪州工場の閉鎖検討、三菱自(産経・8面)

●米ヤフー買収、混戦に「反マイクロソフト」グーグル動く(日経・3面)

●G7東京会議、焦点を聞く、トヨタファイナンシャルサービス 平野英治取締役(日経・5面)

●インドネシアに新工場、ヤマハ発動機、二輪車生産4割増(日経・13面)

●富士重工4-12月営業利益、2%増、円安が寄与(日経・16面)

●サラリーマン川柳100句(日経・38面)

ひとくちコメント

三菱自動車が不採算の豪州工場をようやく閉鎖する方向で検討しているという。4日付の日経夕刊が報じたのに続き、きょうの産経なども追随している。

経営再建の中で豪州工場は再三閉鎖の対象となっていたが、豪州政府などの要請で稼働を続けてきたという経緯がある。しかし、同工場で生産する大型セダンは今なお販売不振が続いており、稼働率は3割程度に低迷している。

主力の北米市場なども期待薄のため、経営環境は一段と悪化することも予想されている。3月には新たな中期経営計画を発表する予定だが、「背に腹はかえられぬ」という思いから「豪州工場閉鎖」を決断するものとみられる。

あのリコール隠し事件からすでに7年を経過するが、古傷を完治するにはしばらく時間がかかりそうだ。

《福田俊之》

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