連続通り魔事件を起こした男に懲役8年を求刑

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昨年夏、埼玉県さいたま市緑区や岩槻区などで帰宅途中の若い女性を狙い、クルマですれ違った際にナイフで切りつける通り魔事件を起こしたとして、傷害罪に問われている32歳の男に対する論告求刑公判が13日、さいたま地裁で開かれた。検察側は懲役8年を求刑している。

問題の事件は2007年7月23日から8月20日までの間、さいたま市緑区と岩槻区で連続発生している。自転車で帰宅途中の若い女性に対し、クルマで接近してきた男がすれ違いざまにナイフで切りつけられて重傷を負った。

警察では通り魔事件として捜査を開始したが、8月20日にさいたま市岩槻区野孫付近で22歳の女性が襲撃された際、容疑車両の目撃者とされた32歳の男がいたが、この男の証言と被害女性の証言に食い違いがあることが後に判明。この男を追及した結果、容疑への関与を認めたことから傷害容疑で逮捕。検察も同罪で起訴していた。

13日にさいたま地裁で開かれた論告求刑公判で、検察側は「被告は性的欲求や不満のはけ口を求め、連続6件の犯行に及んだ」と指摘した。その上で「周辺住民に社会的な恐怖感を与えており、情状酌量の余地はない」として、裁判所に懲役8年の実刑を求めている。

《石田真一》

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