新日鉄と住友商事、三井鉱山への出資比率引き上げへ

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新日本製鐵と住友商事は、三井鉱山への出資比率を引き上げると発表した。三井鉱山のB種優先株式を保有する三井住友銀行から取得する。

取得するB種優先株式には普通株式への転換権が付されており、新日鉄、住友商事は早期に行使する方針。行使した場合、三井鉱山に対する議決権比率は現在の12.9%から21.7%に上がり、三井鉱山は、新日鉄および住友商事の持分法適用会社となる予定。

今回のB種優先株式の取得に併せて、新日鉄、住友商事は、三井鉱山との間で、各社の更なる企業価値向上を目的に、業務提携を強化することでも合意した。

新日鉄は出資比率引き上げで三井鉱山間のコークスの長期売買契約、操業技術面等での相互協力を推進する。三井鉱山は、大口供給先を確保し、収益の安定化を図ることができる。また、新日鉄の生産量拡大に伴う三井鉱山の事業拡大も期待できる。

住友商事は、国内外の販売網を活用して三井鉱山のコークス販売を支援し、同社の収益向上に貢献してお、今後もこの取組みを深化させ、両社の事業拡大を図る。

コークス販売面だけでなく、石炭の仕入面での取引関係を深めることで、三井鉱山の原料の安定調達に資すると同時に、住友商事の事業拡大を図る。加えて、商社の総合力を発揮し、三井鉱山の総合エンジニアリング事業やその他事業でも広範な協力を行い、両社の事業拡大を図る。

《レスポンス編集部》

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