ホンダ、不振の国内販売の指導体制を一新へ

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ホンダ、不振の国内販売の指導体制を一新へ
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ホンダは、4月1日付けで人事異動で、国内販売体制を一新する。4月1日付けで、近藤広一副社長は従来の日本営業本部長兼アメリカンホンダモーター会長から、日本営業本部長の専任となる。

日米を担当してきた近藤副社長だが、収益の柱である米国に比重を置きがちで、国内の販社から日米の重要な市場を担当する体制に批判も強かった。国内の再建に本腰を入れてもらうため、日本専任となる。

また、日本営業本部のナンバー2だった西前学副本部長は、国内販売を外れ、ホンダカナダの社長に異動する。代わって副本部長に就任するのは小林浩ホンダカナダ社長で、北米事業でともに働いた経験から近藤副社長が指名したもようだ。

さらに、もう一つ注目されるのが、日本営業本部の神子柴寿昭四輪営業統括部CS・販売部長が、国内担当から外れ、代わってホンダファイナンスの芝利弘社長が、日本営業本部・四輪営業統括部CS・販売部長に就任する点だ。ホンダファイナンスに一旦出てから、本社の部長に登用されるのは珍しい。現場を知る人材を販売部門の責任者に据えた。

ホンダの国内販売は低迷しており、軽自動車などの販売低迷で当初計画を大幅に下回り、2007年度は62万台程度になる見通し。国内販売担当役員を一新して、体制を強化する。

《レスポンス編集部》

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