ドクターヘリが国道に着陸 重篤の男児を緊急搬送

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2月25日午後、長崎県雲仙市内の国道57号を走行中の軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた普通トラック(ポンプ車)と正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車が大破し、乗っていた4人が重軽傷を負っている。

長崎県警・雲仙署によると、事故が起きたのは2月25日の午後0時50分ごろ。雲仙市小浜町北本町付近の国道57号で、59歳女性の運転する軽乗用車が対向車線側に逸脱、対向車線を順走してきた普通トラックと正面衝突した。

軽乗用車は衝突によって大破。クルマには生後9か月の男児と1歳の女児、その母親で31歳の女性が同乗していた。このうち、男児は後部座席に同乗していた母の手に抱かれ、女児は助手席に装着していたチャイルドシートに座っていた。男児は全身を強打している可能性があり、地元消防はドクターヘリの出動を要請した。

ヘリコプターの着陸が可能な駐車場までは約1kmの距離があったが、現場となった国道は海沿いで、着陸に支障のある障害物が存在しないことから、パイロットは道路への直接着陸を決断。警察が道路を封鎖したことを確認し、クルマのすぐ近くに着陸。最初に救出された男児を大村市内の病院に搬送した。

ヘリコプターはそのまま現場に折り返し、今度はヘリコプターが発着可能な駐車場まで救急車で搬送されてきた母親を乗せ、再び大村市に向けて飛び立った。重傷を負ったものの、外傷程度で済んだ前席の2人は救急車で雲仙市内の病院に搬送されている。

現場は緩やかなカーブ。警察では軽乗用車の運転者がハンドル操作を誤った可能性があるとして、回復を待って自動車運転過失傷害容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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