ミシュランは、『ミシュランガイド・フランス2008』を3月6日発売すると発表した。2008版は、600軒以上の新しい施設を掲載する。
2008版の特徴は「プチ・メゾン」のセレクションだ。プチ・メゾンは小さなレストランで、その多くは観光ルートから外れた地方にある。ミシュランの調査員がフランス全土を巡って見つけだしたこれらのレストランは、本格的な郷土料理を提供している。
また、今回は、星つきレストラン529軒とほぼ同数のビブ・グルマンのレストラン510軒が掲載される。ビブ・グルマンのマークは、パリ市外では28ユーロ以下、パリ市内では35ユーロ以下の値ごろな価格でクオリティの高い食事を提供する、ミシュラン調査員お薦めのレストランに与えられる。
2008版では、快適さと値段の全カテゴリーから選んだ5000軒以上のホテル・ゲストハウスとレストラン3500軒以上からなる合計8655軒の施設を掲載している。
また、ミシュランガイド・フランスと同時に、『ミシュランガイド・パリ2008』も発売する。ミシュランガイド・パリは、1ページに2施設を掲載するレイアウトを採用し、料理・雰囲気・インテリアについてのコメントも詳細にした。ホテルと1つ星、2つ星、3つ星レストランには、各1ページを割り当て、内装の写真や、レストランのお勧め料理を掲載している。