ポルシェ中間業績…大幅増益 新車販売増など

自動車 ビジネス 企業動向
ポルシェ中間業績…大幅増益 新車販売増など
ポルシェ中間業績…大幅増益 新車販売増など 全 1 枚 拡大写真

ポルシェ・オートモービル・ホールディングSEが発表した2008年1月中間期の連結業績は、税引前のグループ利益が16億5800万ユーロ、前年同期比23.6%増となり、引き続き堅調に推移している。

これにはVW社の2006年第4四半期の利益配当のおよそ2億7200万ユーロと5億2100万ユーロのVW株式特別評価益が含まれている。税引後グループ利益は前期の8億9700万ユーロから12億9500万ユーロと大幅に増加した。

税引き前利益の増収は、生産台数と売上高の増加によるもの。売上高は同14%増の34億9000万ユーロとなった。販売台数が同19.0%増の4万6736台と急増したため。

これまで未開拓だったマーケットでのディーラーネットワークの拡充と、『911』の「ターボ」・「カブリオレ」や「GT2」など、ポルシェのラインナップを強化したのが主因だ。

一方、今期の好調な業績には特別要因による影響があった。特にVW社株式取得に関連したヘッジ取引は今期収益に大きく貢献し、前年同期の7億9100万ユーロから8億5000万ユーロに増加した。VW社株式22.5%の保有に伴うVW社業績のポルシェへの利益配当は、前年度の2億7500万ユーロから4億8400万ユーロに増加した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る