日新製鋼とアセリノックス、マレーシアに合弁工場設立へ

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日新製鋼は、スペインのアセリノックス社とマレーシアでステンレス冷延鋼板の製造・販売会社を合弁で設立することで合意したと発表した。

アセリノックス社は1970年に設立されたステンレス一貫メーカーで、日新製鋼は設立当初から技術協力を行うとともに資本参加している。日新製鋼は、これまでアセリノックス社と連携してステンレス事業におけるグローバルネットワークの構築を図っており、米国では同社の子会社であるノース・アメリカン・ステンレス社で、日新製鋼製した独自鋼種を冷間圧延し、日新製鋼の子会社であるニッシン・オートモーティブ・チュービング社で自動車排ガス用ステンレス鋼管を製造・販売している。

今回、アセリノックス社との連携によるアジアでの事業展開を行なう。マレーシアでステンレス冷延鋼板製造・販売の合弁会社を設立する。出資比率はアセリノックスが主体で、日新製鋼は34%前後となる予定。2011年の操業開始を目指して、今後両社で詳細を詰めていく。

マレーシアはその周辺諸国も含め、将来的にステンレスマーケットの持続的な成長が期待でき、当面はステンレス冷延鋼板のみの生産を予定しているが、上工程からのステンレス一貫メーカーへの発展も視野に入れている。

《レスポンス編集部》

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